「健康食品」と「お薬」の組み合わせ、大丈夫ですか?

こんにちは。小樽薬剤師会です。

毎日の健康のために、サプリメントや健康食品を取り入れている方も多いのではないでしょうか。「薬ではないから、一緒に飲んでも問題ないだろう」と思っていませんか?

実は、健康食品やサプリメントの中には、処方されたお薬の効き目に影響を与えるものがあります。今回は、健康食品とお薬の関係について、ぜひ知っておいていただきたいことをお話しします。

健康食品がお薬に影響する3つのケース

1.お薬の効き目を「弱めて」しまうことがあります

健康食品に含まれる成分が、お薬の吸収を妨げたり、体内での分解を早めたりすることがあります。たとえば、納豆やクロレラなどのビタミンKを多く含む食品は、血液をさらさらにする薬(ワルファリン)の効果を弱めることが知られています。せっかくのお薬が十分に効かなくなってしまう場合があります。

2.お薬の効き目を「強めすぎて」しまうことがあります

反対に、健康食品がお薬の成分を体内に必要以上にとどめてしまい、効果が強く出すぎることもあります。グレープフルーツに含まれる成分は、一部の血圧の薬やコレステロールの薬と組み合わせると、薬の血中濃度を高めてしまうことがあります。副作用のリスクが高まる場合もあるため、注意が必要です。

3.同じ成分が「重なって」しまうことがあります

処方されたお薬と、サプリメントに含まれる成分が重複してしまうケースもあります。たとえば、鉄分や葉酸など、医師から処方されている場合に、別途サプリメントで補ってしまうと、過剰摂取につながることがあります。

「健康のため」が、思わぬ落とし穴になることも

健康食品は、薬ではないために医師や薬剤師に伝え忘れてしまいがちです。しかし、毎日口にするものだからこそ、お薬との相性をきちんと確認することがとても大切です。「これくらいなら大丈夫だろう」という思い込みが、思わぬ体調の変化につながることもあります。

おわりに

私たち小樽薬剤師会は、皆様が安心して毎日を過ごせるよう、地域に根ざした健康サポートに取り組んでいます。

「今飲んでいるサプリメントは、処方薬と一緒に飲んでも大丈夫?」「健康食品を新しく始めたいけれど相談したい」など、どんな小さなことでも、どうぞお近くの薬局へお気軽にお声がけください。私たちはいつでも、皆様の頼れる健康の相談相手でありたいと思っています。